巨人族(ギガース)
古今東西、世界中の神話に語られる巨大な体躯を持つ人種。
その大きさは普通の人間の倍ほどのものから、山のように大きい怪獣クラスのものまで様々。
世界の創世神話の多くに『巨人』の存在は語られており、往々にして現在の人類より前に
繁栄した存在として語られ、最終的にいずこかへと追放される運命をたどっている。
この世界の一般的な巨人族は身長3〜5m、体重は300〜700kg。
人間を2倍から3倍くらいにスケールアップした種族で、寿命は大体普人族の4倍。
男も女もいるが、生殖能力はない。基本的には同じ種族で固まって集落をつくって暮らしている。
寿命が尽きることを悟った巨人族は、一人で転生の場所を求めて旅に出る。
このためどのような状況で転生が行われるのかはよくわかっていない。
転生の際は全ての記憶を失い、新たな肉体を得て再出発するが、一世代に一人、
種族の記憶を継承する「語り部」が現れる。
語り部は社会の中心であり、また崇拝の対象ともなっている。