小人族
小人族は、身長60〜120cmで、わずかに尖った耳をもつ。
足裏の皮が厚く、毛に覆われているので、靴をはくことはない。
かれらは、冒険的でない牧歌的な暮らし、すなわち農耕・食事・社会生活を好む。
小人族は普人族より若干長い寿命を持ち、しばしば120歳まで生きた(平均寿命100歳)。
33歳で成人し、50歳で中年となる。
小人族たちは、普人族の田舎の人々の生活と同様に、酒場でエールを飲むことを好む。
平和と食事を何よりも愛し、たいてい太っている。
しかしいざとなると驚くべき芯の強さを見せる。
目が良いので石投げと弓矢の扱いが上手い。
髭を生やしているものは一部の氏族を除いて殆どいない。
その小さい身体から小さい人(Halfling、シンダール語で、単数形はペリアン perian、複数形はペリアンナス periannath)とも呼ばれる。
しかし、この呼び名は小人族たちに言わせると自分たちは何の「半分 (half)」でもないとのことで、
内心不快でもあり、自分たちでは使うことは無い。