Geneviève(ジュヌヴィエーヴ) Leclair(ルクレール) 森を含むファールス地方より若干北よりの小国、マルヤムのルクレール辺境伯の令嬢。
女だてらに強襲騎士甲冑(アサルトアーマー)を拝領した聖騎士。 FFS的に騎士はロボに乗らずとも強い世界なので、剣撃は衝撃波を生み遠当てができる程度の達人。 但し気当たりだけで一撃必殺できるレベルではないし、それを自覚しているため崩しの一手段としてしか用いていない。
西の帝国と同じく拝石教を国教としていることもあり、聖杯の下賜があるとはいえ、外部から侵入する遊牧民族や気が付けば湧いて出てくるような蛮族の相手に年中追われ通し。 教皇庁からの多少の融通・優遇があっても、西の帝国からのいくばくかの援助があっても。 やっていけない状況に絶望して出奔──という形で家を出るが、その真の目的は近隣の森を根城にする山賊、馬賊化した遊牧民を見つけ次第、可能であれば殲滅する、という目的のためであり 近年村を開放したエルフの森に訪問し、賊徒の根城となってはいないことを確認するためでもあった。 また、何らかの協力関係・提携関係を結べれば…とも思っている。
騎士甲冑“シャムシール・エ・ゾモロドネガル” 鍵剣:エメラルドのビーズがちりばめられた騎士剣(曲刀) 異空間格納:可。鍵剣を媒介に召喚される。 二腕・二脚・無貌。機体色は青と銀。 全高10m、9.6トンのワンオフ機。 機動性が高く、機体の至る処に収納された曲刀を取り出して戦う、近接戦闘機。 最大の特色は青く塗られた右腕に仕込まれた対魔術兵装ナルゲートキャンセラー&ディソルバー 起動中は周囲での魔法の発動を阻害し、右手で触れた術式を破壊する。殆ど鉄壁と言っていい対魔法性能を持つが、自分も魔術兵装が一切使用できず、持前の機動性も大幅に低下する。
騎士甲冑は龍紅玉(カーバンクル)を動力源。聖杯(カリス)を制御システム。骨格となるフレームに、筋肉となる魔術筒。ミスリル糸による神経…という形で生体を模して造られている。 新規建造には甲冑技師という専門の錬金術師が不可欠だが 整備する程度であれば、ある程度の錬金術の心得があれば事足りる。旅をする遊歴の騎士とは技術者でもあるのである。(断言) |
|