魔王を討つべしと南の帝国の皇帝に命じられ南の勇者として旅立った女戦士。 旅は困難を極めたが、途中加わった旅の仲間に公私ともに助けられる。
頼りになるアマゾネスの戦士のバーバラ 旅慣れた治療術士兼銃士のヴィヴィアン 魔法を使う盗賊として売り出し中だったローラ
事件は黒竜江という大河を渡るときに起きた。 渡河の途中ダークドラゴンが現われ、不利な船上での 戦いを仕掛けてきたのだった。
磨き抜いた連携攻撃によって不利を乗り越えて勝利をつかむ。 満身創痍。怪我を負って無い部分は無く 体中に龍の血を浴びて。
その夜、竜の血を浴び、呑んだ者は、瞳が縦に裂け、両性具有化し、半竜半人となり、老いもそれ以来停止した。 衝動の赴くまま仲間同士犯しあい、番い合った。 そうしてひと段落付いたところで、自分から勇者の力が失われていることに気づいた。
闇の竜の血は、勇者の力と相性が致命的に悪かったのか、処女や童貞を失ったせいかは判らない。 身分を証明するオーブは元勇者とするだけなら兎も角、年齢制限を超えたわけでなく、引退の手続きもせず勇者でなくなった者を『人類の裏切り者』と表記してしまう仕組みとなっていたらしく 魔王に組みするつもりなど無いにも関わらず、人類圏を追われるハメとなってしまう。
卵を産んだ仲間たちはそれぞれ伝手を求めて違う方向へと旅立っていった。 元勇者アリステラも、旅の途中一度立ち寄った閉鎖的だったエルフ村が開放されたと聞き、そこを目指して旅に出る事に決めたのだった。
(ダークドラゴンは基本的に群れをつくらず一人で暮らす。子作りの時期だけツガイを探す。別れてバラバラに過ごす事はDD脳に侵蝕された結果、当然のように選んだ選択であり、そこに何の疑問も違和感もなかったとか。)
宿は『そよかぜの宿』を確保。(毎月銀貨10枚+大銅貨5枚支出)
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